ビデオ編集ソフト メイングラフィック(2023年)
グラスバレー株式会社が2023年に発売したビデオ編集ソフト「EDIUS」のバージョン11のメイングラフィックを制作させていただきました。
バージョン10まではEDIUSに同梱されていたMync、新たにChorus Hubを加えた3タイトルを連携させたビジュアルとなりました。
映像編集ソフトとして大きな刷新となることから、これまでのイメージから脱却する新しい切り口を求められていたので、バージョン9以来続いていた黒基調のビジュアルから脱却して、シンプルで明るいイメージをご提案しました。3タイトルが関連性を持つこと、デスクトップアイコンに使われるという条件、そして、EDIUSのシンボルとして長年使われてきた三角マークを継承してほしいというご担当者のご要望を反映するためにも、素朴な矩形、しかも無駄を省いてシンボルだけが中央に存在するものが最適だと考えました。
数年振りにリリースすることになった弊社のメインプロダクトでしたので、私自身の気持ちが入り過ぎてしまって、複雑なリクエストになったかと思います。それでも、ロケッツ様は何度もこちらの想いを丁寧に聞き入れてくださり、最高のアウトプットで応えてくれました。
また、デザインやその思考に根拠を感じることができ、とても納得感のある仕事でした。
日本国内で開発し、ワールドワイドで勝負するために、自信を持って戦えるメイングラフィックが完成し、感謝しかありません。ありがとうございました。
グラスバレー株式会社 プロダクトマネージャー 粟島憲郎さま