「ネット広告」or「ウェブサイトのテコ入れ」限られた予算で大きな成果を出すには?

Adobe Fireflyで生成された、オフィス内でディスプレイを見る女性社員の写真

あなたの会社の商品やサービスの販売を伸ばしていくために、ウェブサイトを使った販促活動は欠かせません。しかし、そのために使える予算やリソースが潤沢にない場合、

1.ネット広告を始める
2.ウェブサイトをテコ入れする

あなたなら、どちらを選びますか。

もし、どちらか一方しかできないのであれば、わたしたちは「ウェブサイトをテコ入れする」ことをお勧めします。

ネット広告を打てば、ウェブサイトへのアクセス数は増えます。なぜなら、Googleなどの広告配信サービスは、広告主の預かった広告費を自分たちの収入にするには、広告をクリックしてもらわなければいけないからです。ですから、広告配信サービスは、広告がクリックされるようにさまざまな手段を取ります。

最近はGoogle広告に代表される自動化機能によって、ほとんど手間をかけることなく広告運用ができるようになってきていますから、手間暇は最小限にできるかもしれません。しかし、広告配信を配信サービス側に任せっきりにしてしまうと、広告をクリックしてもらうために、「広告を見て欲しい対象」から「広告がクリックされやすい対象」へと引っ張られてしまう恐れがあります。

また、広告は「広告がクリックされたかどうか」と「どの広告が成果に結びついたか」を数値で計測しているに過ぎませんので、広告をクリックされたあと、商品購入やサービス申し込み、お問い合わせなどの「成果」に辿り着くまでの「サイト内の導線」まで面倒を見てくれるわけではありません。そして、「サイト内の導線」は、初めから正解が用意されているものではなく、広告の運用状況を見ながら、継続的に改善を重ねていく必要があるものです。

つまり、ネット広告を始めたところで、「ウェブサイトをテコ入れする」ことは避けられないのです。

一方、ネット広告をせずに、「ウェブサイトをテコ入れする」だけを行なった場合、サイト内を改善したことで集客が増えるとは限りません。しかし、ユーザーにとって閲覧しやすく、興味関心を引いたり、役に立つサイトに改善されていると、検索エンジンの評価が上がり、アクセス数は徐々に増やしていくことができます。当然、「成果」に辿り着くまでの「サイト内の導線」も改善する必要がありますが、広告のような即効性はなくても、「ネット広告をやめるとアクセス数が元に戻る」ということも起こりません。ネット広告のような借り物ではなく、ウェブサイトは自分自のものだからです。

もちろん、ネット広告の運用とウェブサイトのテコ入れは、両輪で行なうべき施策です。しかし、限られたコストとリソースを配分する際に、どちらか一方に集中させた方が良い場合もあります。そんな時は、まずウェブサイトを改善することを優先してください。ネット広告から始めてしまうと、クリック先のウェブサイトに問題があった場合、成果に結び付かず、広告費が無駄になってしまいますが、ウェブサイトのテコ入れから先に行なえば、それだけでアクセス数が増える可能性もありますし、予算規模によっては、サイト内のコンテンツを充実させることに予算を割いた方が、ネット広告以上にアクセス数が増え、成果に結びつけることができる可能性もあります。

あなたの会社の広告宣伝費を、どのように使うべきか。わたしたちはプロモーションに特化したデザイン会社として、あなたの会社にとっての最適解をご提案します。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

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